こんにちは!
いつもお越しいただきありがとうございます!
ファイト学習会 新長田・鷹取教室の植木です!
↑今月の教室カレンダーです!
3月は卒業式、終業式もありますが12日は公立受験もありますね!
公高校への出願が終わり、それぞれ倍率が出ました!
昨年からの人気校や今年人気がある高校まで徹底比較していきます!
の前に!
兵庫県の入試は2つの総合点でしたが、覚えていますか?
そう、【内申点】と【当日点】の合計点でしたね!
もし、兵庫県の受験のシステムがイマイチ分からないという方はこちらをチェック↓
倍率の確認前に!
そもそも倍率とは
高校受験における「倍率」とは、定員に対して何倍の受験者が集まったかを示しています。
倍率 = 受験する人の数 ÷ 募集定員
簡単にいうと「〇人に1人が合格する」という意味になります。
・4倍なら「4人に1人」が合格
・2倍なら「2人に1人(半数)」が合格
ということになります。
・1倍以下は募集人数より受験者数が少ない状態、所謂「定員割れ」になります。
基本的には人数が足りていないので、合格率はかなり高くなりますが、複数志願の人が降りてきたりなど、必ずしも合格するとは限りませんので安心はできませんね。
兵庫県公立入試公式の資料
・令和6年度公立入試倍率
https://fightgakushuukai.com/2024/02/12/news/2955/
第1学区倍率一覧(普通科)
高校 | R6倍率 | R5倍率 | R4倍率 |
東灘 | 0.66 | 0.98 | 0.94 |
御影 | 1.28 | 1.19 | 0.89 |
神戸 | 1.17 | 1.12 | 1.29 |
夢野台 | 1.03 | 0.88 | 1.13 |
兵庫 | 1.49 | 1.32 | 1.20 |
神戸鈴蓮台 | 1.01 | 0.92 | 1.13 |
神戸北 | 0.87 | 0.94 | 0.92 |
長田 | 1.09 | 1.14 | 1.08 |
須磨東 | 1.11 | 1.20 | 1.12 |
星陵 | 1.17 | 1.06 | 1.14 |
舞子 | 1.42 | 1.04 | 1.19 |
伊川谷北 | 0.83 | 0.74 | 0.94 |
伊川谷 | 1.12 | 0.96 | 0.91 |
神戸高塚 | 1.14 | 0.81 | 0.99 |
洲本 | 0.99 | 1.06 | 1.04 |
津名 | 0.84 | 0.90 | 0.84 |
淡路三原 | 0.97 | 0.97 | 0.99 |
市葺合 | 1.06 | 1.14 | 1.20 |
北須磨 | 0.57 | 0.76 | 1.14 |
芦屋 | 1.55 | 1.39 | 1.44 |
市六甲アイランド | 1.43 | 1.61 | 1.56 |
神戸甲北 | 0.88 | 0.88 | 1.09 |
須磨友が丘 | 0.95 | 1.36 | 1.29 |
淡路 | 0.85 | 0.93 | 1.15 |
市須磨翔風 | 1.25 | 1.79 | 1.36 |
専門学科倍率一覧
高校 | コース | R6倍率 | R5倍率 | R4倍率 |
兵庫工業 | 建築 | 1.27 | 0.86 | 1.24 |
都市環境工学 | 0.78 | 0.74 | 0.71 | |
デザイン | 1.35 | 1.00 | 1.20 | |
総合理化学 | 1.14 | 0.62 | 0.42 | |
機会工学 | 1.15 | 1.02 | 0.63 | |
電気工学 | 0.96 | 0.70 | 0.58 | |
情報技術 | 1.10 | 1.10 | 1.55 | |
神戸商業 | 商業 | 1.14 | 0.92 | 0.80 |
市科学技術 | 機会工学 | 1.30 | 1.18 | 1.32 |
電気情報工学 | 1.53 | 1.33 | 1.30 | |
都市工学 | 1.50 | 1.20 | 1.40 | |
科学工学 | 1.18 | 1.30 | 1.55 | |
市神港橘 | みらい商学 | 1.00 | 1.67 | 1.22 |
農業 | 農業 | 1.30 | 0.81 | 1.55 |
園芸 | 1.50 | 1.00 | 1.80 | |
動物科学 | 1.55 | 1.60 | 1.85 | |
食品科学 | 1.50 | 0.95 | 0.85 | |
農業環境工学 | 0.95 | 0.91 | 0.64 | |
造園 | 1.60 | 1.00 | 1.25 | |
生物工学 | 1.25 | 1.25 | 0.90 |
倍率の注目ポイント
倍率は過去3年の傾向をチェック
倍率のチェックは過去3年を比較してください。
基本的には倍率は上がる→下がる→上がるのように波の動きをします。
例えば須磨翔風高校を見てみましょう。
昨年度はかなり倍率が高く、「1,7倍」という結果になりましたが、今年は「1.25倍」に落ち着きました。一昨年では「1.36倍」なので、きれいに下がる→上がる→下がるの形になっていますね!
この傾向から、来年は恐らく上がるのかな?と予想することが出来ます。
高倍率校
今回の第1学区では芦屋高校が「1.55倍」と一番高い倍率にの結果になりました。
例年「1.39倍」と「1.44倍」と比較的倍率は高いです。
続いて、兵庫高校が「1.49倍」と高い倍率になります。
兵庫高校も例年競争率が高く、昨年は「1.32倍」、一昨年は「1.20倍」になります。
六甲アイランド高校は例年かなり倍率が高かったですが、今年は「1.43倍」とここ数年では一番落ち着いた数字になりました。
昨年は「1.61倍」、一昨年は「1.56倍」にも上がっているので、来年度はもしかしたら倍率はさらに高くなっている可能性もあるかもしれません。
最後は舞子高校となり、「1.42倍」と例年から大きく倍率が上がりました。
昨年と一昨年は「1.04倍」、「1.19倍」と比較的落ち着いた受験者数でしたが、今年は定員190名に対して、受験者数269名になりました。
専門学科での注目ポイント
●商業系
例年比較されるのが神戸商業高校と神港橘高校
今年は神戸商業が「1.14倍」、神港橘が「1.00倍」に落ち着きました。
昨年度までの倍率をみると商業科の動きが少し今年は落ち着いてるといえるかもしれません。
●工業系
兵庫工業高校の建築コースは「1.27倍」、デザインコースは「1.35倍」と昨年度の定員割れから倍率が少し上がりました。
科学技術高校は電気情報工学コースでは「1.50倍」、都市工学コースでは「1.53倍」とかなりの高倍率。他のコースも比較してみると、全体的に科学技術高校の人気が上がっていることが分かります。
●農業系
農業高校では農業コース「1.30倍」、園芸コース「1.50倍」、動物科学コース「1.55倍」、食品科学コース「1.50倍」、造園コース「1.60倍」と例年では一番人気は動物科学コースでしたが、今回は造園コースがかなり人気となりました。他のコースの倍率も全体的に上がっていることから、県立農業高校がさらに注目されています。
※例年高い倍率の高校は来年度も、今年度に引き続き倍率が高くなるかもしれません。
基本的は波の動きではなく初めから競争率が高いと思ってください。
倍率に左右されないで
倍率はあくまでも「参考程度」
倍率はあくまで「定員に対してどのくらい応募が殺到しているか」を示した指標となります。いくら倍率が高くても他の受験生より高い点数を取得できれば合格できますし、倍率が低くても対策を怠ると不合格になることがあります。
倍率はあくまで「参考程度」に考えて、倍率が高くても問題ない実力をつけることが大切です。
自分が本当に行きたい志望校に合格するためにはどのような対策をすべきか、考えて実行し、合格を勝ち取りましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回倍率の改めて倍率の事から、人気校の比較まで行いました。
高校受験の倍率はあくまで「定員や合格者にたいして、何倍の受験者が集まっているか」を示したものです。
しかしながら、倍率だけを見ても、その高校の難易度や合格可能性が判断できる訳ではありません。
「倍率が高いからやめておこう」「志望校は倍率が低いところにしよう」など、倍率だけを見て志望校を決めるのではなく、自分が本当に行きたい高校を選ぶことが大切です。
「もう少し詳しく話が聞きたい!」などございましたら是非ファイト学習会にお越しください!
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