こんにちは!
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ファイト学習会の富田です。
小学生の間から英検取得を準備されている方、中学生・高校生の間でも年々、人気が高まっているように感じる英検。
私の学生時代では、周りで受検している人はそれほど多くなかった気がしますが、
実際のところ、志願者数は2014年で約264万人から2017年には約366万人と、
全体の推移としては、2014年以降年々平均約12%ずつ志願者が増えているそうです。
周りから「今後の高校受験のために子どもに英検対策をさせている」「お友達が英検●級に合格した」などの話を聞くと、
「子どもに英検を取らせるべきか」か考えられている保護者もいるのではないでしょうか。
こういった背景には高校受験における英検資格取得によるメリットが大きいことにあります
今回は、「兵庫県の高校受験に英検は必要か」について解説していきます。
兵庫県の高校入試における英検取得によるメリット
結論から述べると、兵庫県の高校入試において公立私立入試問わず、英検は取っておいたほうがいいです。
具体的なメリットとして、当日の入試への加点や入学金免除などの優遇があるからです。
また、英検の勉強は受験対策にも繋がるので、挑戦しておいて損はありません。
- 公立入試【一般】➡英検の有無による合否の影響は今のところなし
- 公立入試【推薦】➡中学校内で推薦をもらう際に、英検の取得が有利になる場合もある。また、推薦の出願条件として英検の取得を指定されている高校もある。
- 公立入試【特色】➡中学校内からの推薦は不要だが、英検の有無による判断要素はあるかも。
- 私立入試➡英検取得を優遇する高校は多い。
英検取得を優遇している私立高校の一例(2022年8月31日時点の情報)
【甲南高校】
➡英検準2級で加算措置
【滝川高校】
➡英検3級:5点 英検準2級:10点 英検2級以上:20点を加点
【報徳学園】
➡英検3級:10点、準2級:20点、2級以上:30点を加点
【神戸学院大学付属】
➡専願受験者で英検3 級以上の資格をもつ者に加算
【神戸星城】
➡英検3級は 10 点、準2級は15 点、2 級以上は20点を入試素点に加点。
【神戸野田】
➡英検3級:専願10点、併願5点、英検準2級:専願20点、併願10点、英検2級以上:専願30点、併願15 点を加点。
【神戸龍谷】
➡英検3級=10点、英検準2級=20点、英検2級以上=30点を加算
【神港学園】
➡英検3級以上
ここで挙げた以外の私立高校でも英検の優遇措置があります。気になる方は高校のHPを確認してみてください。
英検は何級取得を目指すべきか
私立高校の優遇の一例にある通り、「3級以上」が必要となってきます。級数とレベルは以下のようになります。
3級は高校受験の勉強を兼ねることもできるため、多くの中学生が受験します。
段階的に中1で5級。中2で4級。中3で3級を目指すのがおすすめです。
ただし優遇措置を受けるには、年に3回ある(6月頃・10月頃・1月頃)試験のうち、
中3の第2回(10月頃)の検定に合格する必要がありますので注意しておきましょう。
まとめ
英検取得によるメリットは高校受験だけでなく、実は大学入試改革をきっかけに大学受験においても需要は高まってきています。
大学受験における英検の扱いについては、また改めて別ブログで紹介しようと思います!
とにかく伝えておきたいのは、高校受験だけでなく、その先の大学受験のことも考えると、英検は取れるならば、取っておいたほ
うが有利ということです。
ただ、受験にメリットがあるからといって、中3時に英検の勉強に時間を取り過ぎて、それ以外の教科の受験勉強がおろそかにな
るのは本末転倒です。英検・高校受験、双方の勉強をバランスよく進められるのがベストです。
できるだけ早い段階で英検取得を準備していくことをおすすめします。
ファイト学習会では小3~小5くらいからで、
英語の学習を進めていくのに、英検5級あたりのレベル取得を目標設定にがんばっている生徒もいます。
英検取得に向けて頑張らせてみたいという保護者さまがいらっしゃれば、
まずはどのように進めていくべきか無料でカウンセリングをさせて頂くお時間を取らせていただきます。
是非一度下記フォームからお問い合わせくださいませ。